川筋日記 blog

川筋とは・・・

玄界灘に注ぎ込む遠賀川流域沿岸のことを川筋(かわすじ)と言います。
かつて筑豊は石炭で栄え輸送はもっぱら川舟で行い、最盛期には約8,000隻の舟が行き交うため、
油断をすると事故につながりました。 そのため船頭に必要とされた気質が度胸と体力はもちろん信頼が第一でした。
きっぷが良く、情にもろく、そんな暖かい気質がなければ務まらなかったそうです。
当社もこの川筋気質を大切に皆様のお役に立てれる会社づくりに励んで行きたいです。

トラックの部品「あおり」とは?役割や種類、故障原因などを解説

トラックの荷台に欠かせない部品の一つが「あおり」です。

あおりは荷を守り、積載作業の効率を高める役割を持ちますが、普段は意識されにくい部品でもあります。

あおりにはさまざまな種類や構造があり、用途や走行環境によって適したタイプを選ぶことが重要です。

また、経年劣化やサビなどで故障することもあるため、正しい知識とメンテナンスが欠かせません。

この記事では、トラックの「あおり」部品の仕組みや種類、故障原因から対処法まで詳しく紹介します。

トラックの部品「あおり」とは? 

トラックの部品「あおり」とは?

トラックのあおりは、積載物の落下防止などに欠かせない部品です。ここでは、あおりの仕組みや種類、役割について解説します。

取り付けられている場所

トラックのあおりは、主に荷台の左右の側面と後方に取り付けられており、これら3方向から積載物の落下を防ぐための板状の囲いとなっています。

大型トラックでは左右のあおりが複数の板に分割されていることもあり、用途や荷物の積載形態に応じて形状や素材は異なります。

例えば、平ボディトラックの場合は、左右両側面と後方の3方向にあおりが設置され、各あおりは蝶番などで開閉できるのが特徴です。

これにより荷物の積み下ろしがしやすくなり、安全性を確保しつつ作業効率も高まります。

一方、ウイングトラックの場合は側面が跳ね上げ式、後方が観音扉となっており、ダンプは側面が固定式で後部のみ開閉式です。

役割

トラックのあおりの役割は、積載物の落下防止および輸送中の安全確保です。走行中の振動やカーブによる遠心力から荷物を守り、周囲の交通安全にも寄与します。

さらに、あおりは荷台の側面と後方に設置された可動式パネルとして、荷物の積み下ろしをスムーズにする役割もあります。

これにより、作業効率が向上し、フォークリフトなどの機械操作も容易となります。

また、あおりには荷物を固定するためのフックなども備わっており、荷崩れを防ぐための補助的役割も担っています。

あおりは単なる囲いとしての役割だけでなく、トラック全体の安全性と作業性を高める重要な部品ともいえるでしょう。

仕組み

トラックのあおりは、荷台の側面と後方に取り付けられた開閉式のパネルで構成されています。

素材はアルミニウムやスチール、木材が用いられ、軽量かつ耐久性に優れた設計です。蝶番によって荷台に固定されており、これにより外側に開閉可能な仕組みとなっています。

さらに、走行中にあおりが誤って開かないようにロック機能が備わっているのが一般的です。

この構造により、荷物の積み下ろし時にはあおりを倒して作業スペースを確保でき、積載物の落下を防ぐことができます。

一部のトラックではあおりの開閉を補助するバランサーやスプリング機構が採用され、重いあおりの操作を軽減しています。

こうした工夫により、荷物の安全性と作業の効率性を高める重要な部品と位置づけられています。

種類

トラックのあおりには以下の4種類があります。

種類 特徴 メリット デメリット
鋼製 重量があり頑丈で硬い荷物の運搬に適している 高い耐久性 サビやすく重量がある
アルミ製 軽量でサビにくく女性でも開閉しやすい 軽さによる積載量増加、耐久性が高い 傷が目立ちやすく硬い荷物には不向き
ステンレス製 サビにくく耐久性が高い 海沿いの地域でも劣化しにくい 傷つきやすく価格が高い
木製 柔軟性がありサビない 壊れやすい荷物に適している 他素材よりメンテナンスが必要

また、開閉方式にも種類があり、例えば左右と後方が開く三方開きや、後方のみ開く一方開きなど用途によって使い分けられます。

あおりのデザインも「額縁」「船底」「面一」など多様で、見た目や機能面で選択可能です。

あおりがない場合

トラックにあおりがない場合、積載物の落下リスクが大幅に高まります。

特にカーブやブレーキ時には荷物が車外に飛び出す危険性があり、事故の原因となる場合があります。

日本の道路交通法では積載物の落下防止が義務付けられており、落下防止措置を講じていなければ違反となる可能性があるため注意が必要です。

さらに、あおりが開いたままだと、風圧による破損や車両のバランス悪化を招き、後続車や歩行者への危険性も増します。

あおりの部品名称 

あおりの部品名称

トラックのあおりは複数の部品で構成されており、それぞれが安全な荷役作業と輸送をサポートしています。ここでは、代表的なあおり部品の名称と役割について解説します。

あおり受けゴム

あおり受けゴムは、トラックのあおりが開閉する際に、あおりの動きを受け止めて衝撃を和らげる部品です。

これにより、あおりの金属同士の直接の衝突を防ぎ、あおりや荷台本体の損傷を減らす効果があります。また、衝撃を吸収することであおりの経年劣化を遅らせる役割も果たします。

また、あおり受けゴムはゴム素材で作られており、振動吸収や防音効果も期待できるため、トラックの耐久性や走行時の快適性を高める重要なパーツです。

あおり受けゴムが劣化するとあおりの動作がガタついたり異音が発生したりしやすくなるため、定期的な点検と交換が推奨されています。

あおり用受金

あおり用受金は、トラックのあおりを固定するための重要な部品です。

あおりハンドルやエビ金ハンドル・バネカンとセットで使用され、あおりが走行中に不意に開くことを防ぎます。

金属製で耐久性が高く、固定力を確保するためにトラックの躯体に取り付けられています。

重量物の積載時やロープで引っ張る際にも強い力がかかる部分であるため、堅牢な作りであることが重要です。

ロープ通し

ロープ通しは、トラックのあおりに設けられたロープを通すための穴です。別名「ねずみ穴」とも呼ばれ、穴の縁には耐久性を高める金属枠が取り付けられています。

この通し穴を使ってロープを通し、荷台のロープフックに結びつけることで、積載物をしっかり固定できる仕組みです。

ロープ通しによってロープと荷台の距離が短くなり、より強く効率的に固定できるため、安全な輸送が可能となります。

なお、ロープ通しはあおりのすべてに装着されているわけではなく、必要に応じて追加や交換が行われます。

エビ金ハンドル・バネカン

エビ金ハンドル・バネカンは、トラックのあおりを閉じた状態でしっかり固定するための部品です。

形状がエビに似ていることからこの名前がついており、ハンドルを引くことで内部のスプリングが縮みロックが解除されます。

種類は丸棒式、打抜式、プレス式などがあり、サイズや強度はトラックの仕様に合わせて選ぶことができます。

経年劣化した場合はスプリングの力が弱くなるため、交換が必要です。

また、エビ金ハンドルを引っ掛けて固定する「エビ金受け(バネカン受け)」もセットで使われ、これも耐久性とサビに強い材質が求められます。

これらの部品は、トラックの安全運行とあおりの確実な固定に欠かせないパーツです。

ブロック用蝶番

ブロック用蝶番は、トラックの荷台あおり部分に使われる蝶番の一種で、あおりを荷台の床枠に固定して開閉の軸となる部品です。

主にアルミ製あおりに多く、軽量で耐久性の高い構造を実現しています。

蝶番は取り付け位置やあおりの形状に応じてさまざまな種類があり、普通蝶番、逆蝶番、リヤ蝶番などが選ばれることが多いです。

蝶番がスムーズに機能することで、あおりの開閉が楽になり、荷役作業が効率化されます。

あおりが故障する原因 

あおりが故障する原因

トラックのあおりが故障する原因はさまざまですが、経年劣化やサビ、積荷との相性、荷の積み下ろし、運転による振動の5つが挙げられます。

ここでは、それぞれの故障原因について解説します。

経年劣化

トラックのあおりは、雨風や紫外線に長期間さらされることによる経年劣化で故障することがあります。

これにより、塗装の剥がれや金属部分の劣化が進み、ヒンジやロック部分の摩耗、あおり自体のゆがみが発生しやすくなります

特に開閉を繰り返す可動部は摩耗が激しく、徐々に動きが遅くなり、場合によっては破損に至ることもあります。

経年劣化は避けられませんが、定期的なメンテナンスや適切な使用で劣化の進行を遅らせることは可能です。

サビ

トラックのあおりに発生するサビは劣化原因の一つであり、特に鉄製のあおりで起こります。

サビは金属が酸素や水分と反応して酸化・腐食するもので、塗装が剥がれたり、傷ついた部分から発生しやすいです。

また、海岸沿いの潮風や雨天時の水漏れ、荷物の積み下ろしによる摩擦で塗装が傷むとさらにサビが進行します。

放置するとサビは範囲を広げ、あおり全体の強度低下や穴あきにつながるため注意が必要です。

積荷との相性

トラックのあおりは積荷と密接に接触するため、積荷との相性が劣化に大きく影響します。

例えば、ステンレス製のあおりはサビに強く食品運搬に向いていますが、硬い石や金属の積荷を載せると表面にキズがつきやすく劣化が早まります。

一方、鉄製のあおりは硬くて頑丈なため、石や重い廃材の運搬に適していますが、サビに弱いため水分を含む積荷には注意が必要です。

積み下ろし時にキズがつかないよう慎重な取り扱いと、適切な素材選択があおりの長寿命化につながります。

荷の積み下ろし

荷の積み下ろしは、トラックのあおりに大きな負担をかける原因の一つです。

あおりは積み下ろし作業の際に開閉され、フォークリフトや人の手による荷物の衝突や摩擦を受けやすく、キズやへこみ、歪みが発生しやすくなります。

特に重機の操作ミスや不注意による強い衝撃は、あおりの破損や蝶番の劣化を早めます。

適切な積み下ろし作業とあおりの保護が長持ちさせる重要なポイントであり、定期的な点検や補修が必要です。

運転による振動

運転による振動は、トラックのあおりが故障する原因の一つです。

走行中の路面からの振動や衝撃が絶えずあおり本体や蝶番、固定部に伝わり、徐々に部品のゆるみや摩耗を引き起こします。

特に舗装の悪い道路や長時間の運転では振動が強くなることで、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • あおりがガタつく
  • 開閉しづらくなる
  • 固定が不十分になる

また、振動による故障は早期に対処しないと交換が必要になるケースもあるため、日ごろからのケアも重要です。

故障したあおりの対処法 

故障したあおりの対処法

あおりが故障した際には交換が必要であり、故障を防ぐためには日々のメンテナンスが重要になります。ここでは、それぞれのポイントを解説します。

交換する

あおりの故障が進行して修理で対応できない場合は、あおり自体の交換が必要です。

特にゆがみや割れ、蝶番の破損など重大な損傷がある場合は、安全面を考慮して早急に対応しなければなりません。

あおり部品は専門店で購入することも可能で、費用を安く抑えることもできます。車種に合った適切なあおりを取り付けることで、トラックの安全性と作業効率が向上します。

日々のメンテナンスが重要

あおりの故障や劣化を防ぐためには、日々のメンテナンスが欠かせません。

具体的には、蝶番やロック機構に潤滑スプレーを定期的にかけて動きを改善し、防サビスプレーでサビの発生を予防します。

汚れはその日のうちに洗い落とし、洗車後は水分をよく拭き取ることでサビの防止が可能です。

また、荷台シートを常にかけることで雨水からあおりを防ぎ、劣化速度を遅らせる効果があります。定期的なメンテナンスであおりの寿命を延ばし、安全な走行を支えましょう。

まとめ 

あおりは、トラックの荷物の安全確保と作業効率向上に欠かせない重要な部品です。

故障の原因は主に経年劣化やサビ、積荷や運転環境による負荷であり、日々のメンテナンスが故障予防に効果的となります。

トラックのあおりはさまざまな要因で故障する場合があるため、そうなった場合は早期の交換が必要です。

双葉商会は豊富な中古トラックと部品を取り扱い、経験豊富な技術者による点検や架装も対応しています。

トラック購入から部品購入まで気軽に問い合わせでき、トラックのあおりも取り扱っています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

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